趣味の開発ノート

ITの学習やプログラミング・ノーコードアプリ開発のことなど。

【ノンプロ研】技術ライティング講座 第4回「文章を書く技術1」まとめと演習

ノンプロ研で開催されている「技術ライティング講座 第5期」にホストとして参戦中。

tonari-it.com

この講座では「技術に関する文章を書くための知識とスキルを身につける」をゴールに、全9回+卒業LTという日程で学んでいます。

6/1(水)、4回目の講座が開催されました。 今回もまとめと演習に取り組んでいきます。

講座内容まとめ

4回目のテーマは「文章を書く技術1」です。
前回の素材集めに引き続き、「文章をラクに書く」ための2つのコツを学びました。

togetter

当日の受講生の皆さんのツイートまとめです。
このようにノンプロ研では受講中Twitterでのアウトプットを推奨しており、毎回講師の方がまとめを作ってくれています。

togetter.com

講座のアジェンダ

  1. ターゲット
  2. 文章の構造

内容

まず前回の復習として、文章をラクに書くためには書き始める前に準備をして「選択肢を減らす」ことが重要でした。
今回のこの2つもそのためのテクニックになります。

ひとつめの【ターゲット】では、「過去の自分」を想定読者として「自分が読みたかった文章を書くのが良い」という考え方を学びました。
そうすることで体験から最も伝わる選択肢がわかり、リアリティもあるので説得力を持って伝えやすいためです。
そのために、自分の環境・背景について明文化しておくことが重要です。
学習の過程で遠回りして習得したことがあれば、より早く習得できるようなやり方を他の人に教えてあげることでそれが価値になります。文章を書くときは、こういったことを意識すると良さそうですね。

ふたつめの【文章の構造】では、たくさんの素材や書きたいことをまとめて関係を整理する手順を学びました。
いきなり素材をもとに文章を書き始めるよりも、多少行ったり来たりしながらで良いので以下の手順を踏むと、文章がまとまりやすくなります。

  1. グルーピングする
  2. 名前をつける
  3. 順番を決める

素材を4〜5個ずつになるように入れ子のグループにまとめ、グループに見出しをつけて、それを自然な順序・理解のしやすい順序で並べておいてから、文章を書き始めるようにするのが良いとのことです。

演習

さて、今回も講座内で出てくる演習に取り組んでみました。

◯ -> 質問(講座中にチャットで回答)
★ -> 宿題

◯演習4-1

みなさんのツイート、誰にいちばん読んで欲しいですか?

👉
一番は「何か自分でも便利なツールを自作したい」と思っている人。もしくは実際に作っている人。

特に同業者に読んでもらって「なんかプログラミングで作ってる人」と知ってもらえれば、そこから面白い発展があるかも…と思っています。
その一方で、一般の方にもリアルな農業の課題感を知ってもらい、農家を応援したい人を増やすことにも貢献できるのかなとか。

ただツイート内容的にはあまり一般ウケはしないと思うので、やっぱり「作りたい」というモチベーションがある人に発信したり、実際に「作っている」方から意見をもらえるような発信を心がけるのが良いのかなと思いました。

◯演習4-2

みなさんは書籍やWebでの学習ですごく苦労した経験はありますか?それは、どのようなものでしたか?

👉
プログラミングを学びたいと最初に考えていた時、漠然と作りたいアイデアはあるもののそれを形にする方法がわからず、闇雲に勉強していました。

当時は情報の多いWeb制作から始めましたが、今振り返るとそれが自分の実現したいこととはあまり結びついていないなーと思っています(その時に学んだ知識と経験は今も生きてはいますが) 。

受講生の皆さんもそれぞれ色々なポイントで学習に苦労しているようです。

◯演習4-5

みなさんは書籍を購入する際に、「目次」はチェックしますか?どのようなポイントをチェックしますか?

👉
章のタイトルを眺めて、欲しい情報があるかどうかをチェックしてます。  

受講生の皆さんのコメントを読むと、目次は読者が手に取ってくれるかの判断基準になるんだなーと感じました。文章の構成はそういう意味でもすごく大事ですね。

◯演習4-6

みなさんは、初対面の人がたくさんいる場所に来ました。いっさいメモはできない、時間制限は1分とすると、何人の人の顔と名前を覚えられますか?

👉

多分2人くらい…? もしかすると、できるだけたくさん覚えようとして1人も覚えられない…という悲惨な結果になるかもしれませんw

どうもあれこれ同時にやりたくなるけど、人の脳は同時に複数のことを考えることができない構造になってる、ということを認識する必要がありますね。

★演習4-3:少し前の自分の環境・背景について明文化

Tさんの例を参考に、読者(少し前のあなた)の環境・背景について整理・明文化してみましょう。

👉
Oさんの例

  • ノンプログラマー
  • 学習時間は、時期による
  • IT環境は、自由
  • 職場の労働環境は、繁忙期と閑散期がはっきりしている
  • ITスキルは仕事には直接生きず評価されなかった

評価に関しては難しいところです。自営業なので特に評価はされなくとも、ITスキルを身につけることで会計や書類作成・整理などに非常に役に立つし、新たなチャンスにも繋がります。
農家はもともと百の生業を持つことから「百姓」と呼ばれる通り、なんでも仕事に応用できるしいろんなスキルが生きてくる職業だと思います。

ともあれ、ここで明文化した「少し前の自分」をターゲットにして文章を書くのが良さそうです。 

★演習4-4:欲しかった教材や学習機会

以前学ばれたことについて「こういう教材や学習機会があればもっと学びやすかったのに」と思ったことがあれば教えてください。

👉
(1)教材:自作アプリのレシピ集

こんなイメージのものを作るのにこのプログラミング言語を勉強するとよいとか、このノーコードツールを使うと便利だよとか。
作り方と学び方を合わせてアイデアを形にする方法を紹介してくれるものがあれば良かったなと思います。

(2)学習機会:初心者同士でやるハッカソンとか

一度作ると何ができるのかのイメージが湧くので、それから環境構築や深い知識を学ぶと、頭に入りやすいし学習がやりやすかった気がします。

プログラミング初心者向けの情報だと「どの言語を学ぶか」ということに焦点が向きがちですが、何らかのアイデアが出発点の場合はは「まずプロトタイプを作ってアイデアを形にしてみる」という体験を最初にして、そこから必要なことを深掘って学習していけたら良いなーと感じています。

文章を書くときはこのような「自分が欲しかったもの」を書くことで、リアリティが生まれて他の人に刺さるコンテンツになりそうです。
ついでに無理に初心者を狙わないようにするのも、ラクに書くためのコツでした。

★演習4-7:Web記事の構造分析

ご自身が最近読んだWeb記事について、構造を抜き出してみましょう。 また、各スコープ内の要素について、その順序がどのように決定されているのか考察してみましょう。

👉

昨年の12月に読んだ記事ですが、改めて読んでみて考察してみました。

coralcap.co

まず、タイトルについて見てみます。
『「ノンデスクワーカー」の巨大DX市場の今後を見る3つの視点』というわかりやすいタイトルになっています。
「ノンデスクワーカー」というちょっと引っかかるワードで興味を惹き、「3つの視点」という具体的な数字があることで読みやすそうだなと感じます。

次に、見出しを書き出してみます。

  1. (冒頭)
  2. 現場をシステムに繋ぐための「ラスト・ワンマイル」
  3. (1) バーティカルに遅れて立ち上がるホリゾンタル市場
  4. (2) バーティカルSaaS全盛でタブレットが再び注目
  5. (3) 次に来るのは声のUIやHMDによるXRの普及
  6. (まとめ)

まず冒頭で「ノンデスクワーカー」や「デスクレスSaaS」という言葉の定義を確認しています。

次にそのノンデスクワーカーを取り巻く現場についてデータを交えて解説されていて、全体の課題感を提示しています。

その後、ノンデスクワーカー市場へDXを進めるための3つの視点について、それぞれ具体的に実例やデバイス名称を交えて解説されています。

最後にまとめとして、今後の展開への期待を抱きながら文章が締めくくられています。

こうやって構造を見ると、見事に「定義や抽象→具体」「条件(前提)となる事項を先に」という順番で書かれているんだなーと感心しました。
各スコープも5個以内におさまっていますね。

★演習4-8:素材をもとに文章化

演習2-9、3-5、3-7のいずれかの素材をもとに、ターゲットを意識しつつ、構造化をして文章化してみましょう。

👉
継続課題です。
この関連する一連の演習は、別記事に整理してみたいと思います。

おわりに

これまでライティングの習慣づけとテーマ決め→Twitterで書く練習→インプット時の素材の集め方…という感じで学んできましたが、今回は一気にライティングっぽさが濃くなってきましたね!

素材を集めても文章にまとまらないときは、今回のターゲットと文章の構造化を意識してみると書きやすくなりそうです。