趣味の学習ノート

IT関連の学習や開発の記録など。

【ノンプロ研】技術ライティング講座 第3回「素材を集める技術」まとめと演習

ノンプロ研で開催されている「技術ライティング講座 第5期」にホストとして参戦中。

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この講座では「技術に関する文章を書くための知識とスキルを身につける」をゴールに、全9回+卒業LTという日程で学んでいます。

5/25(水)、3回目の講座が開催されました。 今回もまとめと演習に取り組んでいきます。

講座内容まとめ

3回目のテーマは「素材を集める技術」です。
文章をラクに書くためには、文章の元となる「素材」の準備がとても重要になります。その素材の有用性と、素材集めの具体的なやり方を学ぶという内容でした。

togetter

当日の受講生たちのツイートまとめです。
このようにノンプロ研では受講中Twitterでのアウトプットを推奨しており、毎回講師の方がまとめを作ってくれています。

togetter.com

講座のアジェンダ

  1. 文章をラクに書くためには
  2. 素材とは
  3. 素材集めのパターン

内容

ひとつめの【文章をラクに書くためには】では、コストをかけずラクにアウトプットするために「選択肢を減らす」というという考え方を学びました。
文章を書き続けて成果が出るまでには長い期間が必要です。それまで大きなリターンを期待するのではなく、小さなコストでコツコツと続けることが大切になってきます。
そして書くコストを小さくするには、文章を書く前に準備が大切です。多くを選択・決断しながら書こうとすると、脳は疲れてしまいます。

ふたつめの【素材とは】では、選択肢を減らすためにどんな素材を集めたら良いかを学びました。
普段から学習するときに「1. インプットしながら素材を集める」「2. 素材をもとにアウトプットする」というのを学びの基本サイクルにするのが良いとのこと。

文章の素材とは、たとえば以下のようなものです。

  • メモ:定義、事実、感想
  • 画像
  • ソースコード
  • 構文
  • 引用
  • URLリンク

みっつめの【素材集めのパターン】では、講師のタカハシさんが実践している素材を集めるための具体的なツールや集め方を紹介していただきました。
一般的に活用できるツールとして、以下の3つが挙げられました。

  1. Notion
  2. Twitter
  3. Togetter&アーカイブ

Notionでは「手順メモ」を残しておいたり「ネタ管理データベース」を作ってアウトプットのネタを管理できます。
Twitterではスレッドやハッシュタグを利用して普段からアウトプットしておいたり、検索機能やTogetterまとめを利用して学習したいテーマの素材を集めたりすることもできます。
またノンプロ研メンバー限定ですが、「ノンプロ研読書アプリ」を活用するのもオススメですね。

演習

さて、今回も講座内で出てくる演習に取り組んでみました。

◯ -> 質問(講座中にチャットで回答)
★ -> 宿題

◯演習3-1

みなさんが取り組んでいる学習テーマについて、その成果を得るにはどれだけの学習時間が必要ですか?

👉
いきなり難しい質問。あまり普段から学習時間を考えて取り組めていない…。

学習というのかわかりませんが、これからGASとGlideを組み合わせて制作したいと考えているものがあります。それはアウトプット=完成品ができるまでに40時間ほどの見積もりです。 かなり多めに見積もりました。

◯演習3-2

みなさんの場合、①Twitter 1ツイート、②ブログ記事 1本 にどれだけ時間がかかりますか?

👉
Twitter 1ツイートに5〜10分、ブログ記事1本に3〜4時間程度。

ほんとかな?ブログ記事はもっとかかってるかもしれません。
実際には書きたい内容によって、だいぶ時間に差があると感じています。

僕がブログに書きたい内容と執筆にかかる時間をざっくりとまとめてみました。

書きたい内容 時間
人に見せないエッセイ的なもの 1時間程度
noteでの農業日誌シリーズ記事 2〜3時間程度
制作したツールの紹介や感想を書いた記事 2〜3時間程度
講座やイベントのまとめ記事・短めのソースコードの解説記事 3〜4時間程度
特にまとめが必要な技術記事 5時間〜お蔵入り

最後の「特にまとめが必要な技術記事」で時間がかかってしまうのは、もしかしたら書くハードルが高いせいかもしれません。こういうのは分割して1記事を短くしたり、もっと簡単な切り口で書けるかを考え直すと良いのかな、と思いました。

◯演習3-3

みなさんは「今日のディナーを何にするか」をどうやって決めていますか?

👉
残っている食材から決めるパターンと、日中の体調を見て食べたいと思ったものから作るパターンがあります。

「技術ライティングでなんでこんな質問?」という感じですが、要は自由よりも「素材」という選択肢があると決断しやすい、ということを実感するための質問でしたね。

◯演習3-4

みなさんが、ふだん使っている「素材置場」を教えてください。

👉

  • スマホ:LINEの一人グループ(分散的時間インプット)
  • PC:Inkdropというマークダウンエディタ(まとまった時間のインプット)

かなり色々なメモアプリやエディタを漂流した結果、今の体制に落ち着きました。

Inkdrop、有料ですが使っていて気分が上がるし、プログラミングの作業メモやブログ執筆に必要な一通りのことができるので使っています。オススメです。

www.inkdrop.app

★演習3-5:Notionで素材(手順メモ)をまとめる

何かの手順メモをNotionでまとめてみましょう。 この素材を元に後ほど記事を執筆します。

👉
作成中。このブログ更新に間に合わず…。
いったん継続課題ですね。次につながる重要な課題なので、やっておかないと。

★演習3-6:Notionでネタ管理の環境づくり

Notionを使って、ネタ管理をするための環境を整えてみましょう。 どのような環境を整えたか教えてください。

👉
こちらも継続課題。

現状、ネタ管理があまりうまくできていません。執筆環境を見直します。

★演習3-7:Togetterまとめの作成

ご自身のテーマに関連するツイートまとめをTogetterで作ってみましょう。

👉
作りたいアプリのネタが見つかれば取り組んでみたいと思っているノーコード開発ツール「Adalo」でどんなことができるのか、イメージを掴むためにまとめました。

Togetterの検索ではあまり過去まで遡れないのが難点?

togetter.com

★演習3-8(任意):書評を書く

ノンプロ研読書アプリに書評を投稿してみましょう。

👉
書籍「アート思考 ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法」の書評を書いてみました。

【評価】★★★★☆(4/5)  
  
【書評】
ビジネスに役立つ「アート思考」の必要性とそれを身につける方法がわかる本です。  
  
一見、「ビジネス」と「アート」は対極のように見えますが、どちらも社会に対する「問い」からイノベーションが生まれるということは共通しています。
今の社会は多様化が進み「わからないこと」が増えています。そんな「わからないこと」に対して、常識の枠に囚われないで自らの頭で主体的に考えることで、直面している課題や現状を打破する思考法を「アート思考」と呼びます。
そしてこの思考は、アート作品の鑑賞の仕方を学ぶことで訓練して身につけることができます。書籍の中ではその訓練方法を「現代アート鑑賞法」として1章まるまる紹介されています。  
  
敷居の高い「アート」を現実的な「ビジネス」と結びつけることで、アート作品を身近に感じながら、イノベーティブな思考を身につける方法を学ぶことができる本です。

おわりに

さて、だいぶ宿題もきつい領域に入ってきました。踏ん張りどきですね(毎回踏ん張りどきという説もありますが…)。

継続課題にしているものは、明日の講座前に終わらせておきたいです。
未完成でもまずは「提出する!」というのが大事でした。6割でも5割でも良いので出しちゃいましょう。